旅行7日目。 ParisからTGVでLyonを経由してGrenobleへ。 どんどん景色がのどかな田舎の風景に変わり、最後には大きな岩を擁する山々が見えてきます。 それがGrenobleの入り口。 はやる心を抑えて下車。 SingaporeともParisとも違う清らかに澄んだ空気が美味しいぞ。 空には幾筋もの飛行機雲、 これこそが空気のきれいさを物語っているというもの。

かつての我が家は駅の近くの新興住宅地に位置していたので、歩いて見に行きました。ある有名な建築家がデザインしたというカラフルで変わったつくりのアパルトモン。 周囲はきちんと整備され、より暮らしやすそうな環境になっていました。
「あの最上階のあの窓が、かつてのあなたの部屋よ」、と息子に説明し、しばし感慨にふけっておりました。 木もずいぶん伸びたなぁ~(以前は1階の高さのヒョロヒョロの若木だったもの)
入り口。私、住み始めた頃コードを忘れてしまい、ここでボーッと誰かが来るのを待っていたっけ。ようやく来た、同じ階に住んでいた弁護士さんに不審者扱いされたのでした・・・(汗)

フランスの夏は日差しが強く、日向にいるとジリジリ肌が痛くなるほど。 ところが乾燥しているので、一歩日陰に入るとヒンヤリするので簡単に涼がとれます。ここがシンガポールとは大きく異なる点。
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川を渡る時のスリルがたまらない! |
バスチーユからの風景。 眼下に広がるGrenobleの街。 茶色い屋根の辺りは旧市街です。
Grenobleは三方を山に囲まれている為、雪解け水が豊富です。山水を利用するので水道水はとても美味しく、目隠しをしてミネラルウォーターと味の比較をすると皆、水道水を選ぶほどなのです!
折角のGrenoble、今回は諸々の関係で半日しか滞在することができず、会いたい方々全員に会えない・・・というもどかしい思いをしました。皆さんごめんなさい!次回、近い将来、また必ず訪れますので、その時には是非会ってくださいませね!
<おまけ>
日曜日のParisで、ようやく撮れた(日曜日はほとんどのお店が閉店しているので)素敵なデコレーションのお店。 本当はもっともっとたくさんあったのよ、ため息が出るほど素敵なお店が・・・(泣)
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オリーブオイル専門店 |
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とにかくシックな色合いが目を引く |
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ゲランのショーウィンドウ |
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←旅の終わりにようやく、撮影許可をとって写真に収めることができたGrenobleのカフェに飾られたくるみのデコレーション。このポップな色合い!! Grenobleはくるみの産地なので、スイーツからオイルに至るまで様々なくるみ製品が揃います。
今回のフランス旅行では、息子だけでなく、私も大いに刺激を受け、インスパイアされました。10年という年月の間に「フランス的な感覚」というものをどこかに忘れ、取り出してみる余裕がなくなっていたようです。
今回得た刺激をもとに、今まで以上に自由な感覚で、クイリング作品を作り上げていきたいと思います。 乞うご期待!!(ああ~自分で自分にプレッシャーかけちゃった~)