トロピカルフルーツ・チャレンジと並行して作っていた、5体の立体キャラクター人形。
シンガポールの公共乗物で展開されている、Graciousness Campaign(日本でいう「乗車マナー」)のイメージキャラクター達をクイリングで作ってみました。
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Photo: LTA Facebook
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こちらが参考写真。様々な乗車マナーを5人のキャラクターでイメージ化しています。
まずは左端から、Bag-Down BENNY。さしずめ日本だと、「荷物は前に背負いましょう」ですかね?SGでは足元に置いて、となります。サッカーボールはご愛敬!?
このBENNYクンが功を奏しているのか、皆さん荷物は足元に置いています。中には持ち帰りの食べ物(すけすけのレジ袋の中に麺はご飯やスープ、タピオカジュースがタッパー容器に入っている状態)まで足元=要は床、に置いているのがどうしても気になってしまう私です・・・😓
次は、Give-Way GLENDA。「周りを良く見て場所を占領しないで」かな? ショッピング大好きなシンガポール人、たくさんの荷物を抱えている人をよく見かけますが、皆さんGLENDAさんのように通行を邪魔していませんね。
(クイリングレッスンの際、大量の荷物を持ち運んでいる私こそ気をつけなければ!!)
Stand-Up STACEY。「席を必要としている人には席を譲りましょう」
これは、中華系の方々は本当に素晴らしい!少しでも年配の人が乗ってくるとすぐにすくっと立ち上がって席を譲ります。そして譲られた方もすんなりとお礼を言って座る。スマート!
この文化、日本社会でも定着しなくては・・・ですね。
次に紹介するのはMove-In MARTIN。「乗車したら奥まで詰めましょう」
日本でもよくバスの運転手さんが叫んでいますよね。
電車での様子を見ていると、シンガポールの乗客は乗車後すぐに中まで進んでいきます。日本はドア付近に溜まっていることが多いですよね。これもMARTINのお陰かしら?
5人目は、Hush-Hush HANNAH。「車内では静かに、音量は小さめに」
うーん、これはまだまだかな😅 シンガポールでは、車内での携帯電話での通話はOK、動画(テレビ番組や映画等)も大音量で観ているし、ビデオ通話なんかもよくやっています。コロナ禍で、乗客同士の会話は控えましょう、なんてアナウンスしているけれど、電話での通話も禁止しておくれ〜 先日なんぞ、おじいちゃんが車両いっぱいに響き渡る大声でお話してましたな・・・😫
それでは最後に全員集合!
政府のたゆまぬ努力(啓蒙活動)が実って、本当にマナーが向上しているシンガポール。
この5人のポスター(実際は1人ずつです)を車内で見る度に、ご苦労さま!という気持ちになります。