個展開催のお知らせ

シンガポール→日本へ移って来たのが今年2015年の3月半ば。当初はなかなかうまく生活環境の変化に軌道修正が出来ずに活動停止状態でしたが…

夏の初めに転機となるほど、素晴らしい方との出会いがありました。彼女のおかげで私の生活に彩りが戻り、以来、目まぐるしくクイリング環境が整っていきました。

その彼女、そして彼女を取り巻く素晴らしいアーティスト達に背中を押され、人生初の個展を催すことになりました。

この案内状もphotographerである彼女Yさんの手によるものです、何てステキなの‼︎

展示では、私のこれまでの作品をお見せします。生活環境の変化で作風も変化しており、バラエティに富んでいると思いますが、テーマは一貫して「紙への挑戦」です。たかが紙、されど紙。中世の、紙がまだ貴重だった時代に生まれ何世紀にも亘って多くの人々を魅了し続けてきたペーパークイリング。

クイラーそれぞれに特徴があり、表現方法も人それぞれですが、12/18〜21日の間は私、Yoko MIZOGUCHIのオリジナリティを楽しんで頂けたら幸いです。

是非見にいらして下さいね(^O^)／

Happy Halloween 2015

今年のハロウィンは日本で迎えることになりました。7年前に一時期住んでいた頃に比べ、日本のハロウィン事情が大きく様変わりしていてびっくりしています。日本では子供向け、というよりむしろ、大人の方が張り切って仮装するんですね。しかも10月になると31日当日だけでなく、週末毎に仮装の催し物があるのか、街中に不思議な姿をたくさん見かけます。日本人はシャイなのかと思いきや！大胆な仮装で弾けている姿は興味深いです。

そんな中わが家の息子はもう12歳、さすがに騒がなくなりちょっと寂しい…でもクイリングレッスンのお陰で、家の中はしっかりハロウィンカラーです。今年は地区センターでワークショップをさせて頂き、↓を仕上げて頂きました。

(Lakecity社から販売されている私のデザインキットを簡素化したもの)

直径10cmのミニリースですが、初心者さんにはかなり高度な内容でした。それでも皆さんそれぞれ素敵な作品に仕上がりました。お疲れ様！

そしてもう一つは、遊び心で作ったハロウィンポット。来年のワークショップで使えるように、全て同じ紙幅で作ってあります。

皆様、楽しいハロウィン・ナイトを‼︎

再会

週末に嬉しいお誘いがありました。以前住んでいたグルノーブル(仏)でとってもよくして頂いた、大好きな友人ご夫婦がお仕事で訪日。超多忙のスケジュールの合間を縫っての再会です。前回の仏旅行以来なので2年ぶり。

私自身、十数年振りの鎌倉へ行きました。遅めのランチをゆっくりおしゃべりしながら頂き、散歩がてら参道をぶらぶらしながら八幡様へお参り。参道の人の多さにビックリ！お店の様子もまるで原宿の竹下通りみたい！様変わりしたものですね〜 お盆休みの最終日でもあり、獅子舞、天狗に武士まで何でもありの豪華なお神輿が通っていました。

暑かったけど楽しかったな〜 Nさん、B、ありがとう‼︎ また会いましょうね‼︎

ようやく始動！

久方ぶりでございますσ^_^;

日本に上陸したのが3月中旬。すぐに引越荷物を片付け、ゴールデンウィーク明けにはレッスン開始よっっ！などと息巻いていたのですが、実際は…

我が家の荷物が日本の住居になかなか収まらず四苦八苦し、戦意喪失。折りしも花粉症に黄砂真っ只中。加えて慣れない住環境に出歩くことも運転することも億劫になり軽い引きこもり状態に陥りまして…(*_*)まる3ヶ月間、見事に何もせず。クイリングにすら一切手がつけられず。スイッチが完全に切れておりました。シンガポールでの最後の2ヶ月半が余りに忙しく(実際人生の中であれ程の用事が集中した事はなく、しかも主人も不在だった為全てをひとりでこなさねばならなかった)、「燃え尽き症候群」に陥っていたのだと思います。

そんな私にもようやく活力が戻ったのは、近くの地区センターでのある講座申し込みからでした。

高校時代から興味があったハンドベルの体験レッスンに心が躍り、数ヶ月ぶりに独りで外出し申し込みへ。そこで講座担当主任のYさんと意気投合し、講座開設の話に。以来、あれよあれよとコトが進み、私の生活も元通り！いや、それ以上にご自身がアーティストでもある彼女のお導きで様々な分野の方々・活動への扉を開けてもらいました。

夏は体験レッスンやキッズレッスンでウォーミングアップ、9月から本格始動です。冬には個展開催も決定。来年早々には市の芸術祭にも参画します。その一方で、私の作品を置かせて頂いているギャラリーでお客様のご注文も頂けるようになりその制作も…ありがたいことです。

ご注文第1号。お孫さんの1歳のお誕生日のプレゼント用に、とキャンディリースのご注文でした。Rちゃんおめでとう‼︎

長くなりましたが、最後にご報告。帰国早々に開催されたAJCコンクールに出展していました作品が佳作を頂きました。額を含め60cm四方の大型作品です。タイトルは「季節を愛でる」。シンガポールであれほどまでに切望した四季の移ろい…今では衣替えの煩わしさにてんやわんやです（≧∇≦）

皆さま、夏バテ・熱中症にお気をつけて。かくいう私が一番バテバテ(-_-)

そっと背中を…

怒涛のようなシンガポール生活のclosingを終え、無事日本に移りました。引越しの多いご家庭によくあることですが…どうして「引越し前になると必ず夫は出張やら何やらでいない」のでしょう？これ、引越あるあるですよね〜⁉︎

我が家の場合、まず家を買うとほぼ転勤話が浮上し、家の売却は必ず私の役目になります。今回も然り。しかも今回はまず賃貸に出し、数年後に売却、と2段階になるという諸条件が重なった為、最後の1週間で新テナントが決まり/家具の売却処分/レッスンの総ざらい/
車の売却処分/エア便荷造り…そこに息子のインフルエンザ罹患が加わる…という孤軍奮闘の日々でありました。

そんな中、ライターである友人リカさんが新生活を迎える私の背中をそっと押してくれるような素晴らしい記事を書いてくれました。↓↓↓

http://www.mangosteen.com.sg/rika-tushin/essay/kiji2337/

彼女の期待を裏切らないよう、日本でもまたまたアートとしてのペーパークイリングの楽しさ、素晴らしさをたくさんの方々に知って頂けるように頑張りたいと思います。

レッスンを待って下さっている皆さま、暫しお待ちくださいませ。ただいま段ボールと日々格闘中でございます(@_@)

私事ですが。

この度、慣れ親しんだ南国の地シンガポールを離れることになりました。ジプシーのように国を転々とし、息子が生まれてからは2年半が最長滞在期間だった我が家でしたが、シンガポールではなんと記録を大幅に更新、6年半もの長い間腰を落ち着けることが出来ました。(そのおかげで私もクイリングに出会い、活動の場を持てた)

次なる地は、なんと日本。ブラジル人夫と一緒になり、日本を離れた時点でもう生活することはないであろう…と思っていた日本生活がまた始まるなんて、人生とは分からないものです。(途中2年間の日本短期滞在を含め)14年振りに戻って参ります。

これから日本で長く住めるのか、はたまたこれからも続くジプシー生活の一部に過ぎないのかは、神のみぞ知るところですが…また心機一転、頑張りたいと思います。3月中旬に日本上陸します。

クイリングも、落ち着き次第再開します。またゼロからのスタートですが、自分らしいやり方を模索しながら前に進んでいきます。

皆さま、これからもどうぞよろしくお願いします(^o^)/