2013年5月31日金曜日

マカロン -後記-


Ladurée opens at Takashimaya in Singapore

うふふ。 行って来ましたよ~ ラデュレのマカロン。 冷やかし気分だったので、単品で3種類だけ購入して(お店の方、「え?これだけ??」 とでも言いたげな顔をしてました、ぷぷぷ)、即試してみました。 まるで買ったばかりの鯛焼きを紙袋から出して食べる…という感じ⁈(写真はSoshiok.comさんよりお借りしたラデュレ・シンガポール店の画像です。この他に通路にも出店されていました。 週末はすごい行列のようですが、さすがに平日の午前中だったのでだぁ~れもいませんでしたσ^_^;)

laduree-singapore-macarons-april-2013-1 さて、結論…ちゃんとしてました‼ 予想に反して(失礼!)外側はサクサク、中身はしっとりねっちりで、日本のものよりずっと高品質でした。私が今回試したのは、CHOCOLATE, COFFEE, SALTED CARAMELでしたが、 中でも塩キャラメルが気に入りました。 青色の"マリーアントワネット"を試し忘れたのが悔やまれる〜(°_°) フレーバーは季節ごとにかわるので、時々訪れてお気に入りを見つけるのも楽しいですね(^^)(写真はEvonnzさんのブログより拝借)

…余談ですが、この夏10年ぶりにフランスに行くことにしました。 息子の生まれ故郷であるGrenobleと、彼のたっての希望でParis見物をしてきます。  かつて暮らしていたGrenobleでお友達に10歳の息子(当時は0歳)を見せた時の反応が楽しみだし、大好きなケー キ屋さんや、紙屋さん、額縁屋さん、パン屋さん…に立ち寄るのも楽しみ。 一方でParisの洗練された最先端のモードやアートに触れることが出来るのも嬉しい‼ もちろんマカロンもたくさん食べてきます(^O^)/ 

2013年5月26日日曜日

心をこめて・・・

いよいよ息子の学校も残すところあと1ヶ月… 今年は素晴らしい先生に受け持っていただいたお陰でとても充実した、思い出深い学校生活を送ることができた1年でした。年度末にあたり、先生に何かプレゼントをしたい…と息子が言い出し、それならと「先生の大好きなお寿司をクイリングで作ってみよう!プロジェクト」が発足したのが1ヶ月前。時間は充分にあったものの、出だしのシャリ部分で見事につまずきしばらく放置… これではイカん!とネタ研究にかこつけてお寿司を食べに行ってからどうにかスイッチが入り(笑)、ようやく完成と相成りました。

完成はしましたが、まだ先生の手に渡るまで1ヶ月あるので全体像のUPは控えます、申し訳ない… やっぱり最初は贈る方に見ていただきたい、と思うのです。 でも、でも…チラ見せならいいっかなあ~?(意志薄弱‼)

 
湯呑には「鮨」の文字が入っています。

お隣は茶碗蒸し。 あッ! しいたけにボンドがついてる!取っておかねば!!

この二つは私のお気に入り、何だか解りますか?

正解は「タコ」と「ハマチ」です。 吸盤と皮を剥がした後の銀色部分がミソ!

これから額装に出してきます。

見ての通り、かなり高さがあるので、どんな仕上がりになるのか?? 出来上がりが今から楽しみです!

いつもは辛口批評の我が家のオトコ共ですが、今回ばかりは「良くできてるね!」と嬉しいコメントをくれました、ヤッタ!! やっぱり食べ物はみんなを笑顔にしてくれるんですね~

先生にも、喜んでもらえるといいなぁ…。

2013年5月7日火曜日

ROSE, ROSER, ROSEST!?

春爛漫。シンガポールでは一年中熱いので(今日も最高気温は32℃でした(泣))、どうもピンときませんが、世界からの様々な便りで「春爛漫」を感じたつもりになっていたのでしょうか? 私には珍しく、バラの作品。 しかもらしくないピンクピンクのバラバラバラ!!!どうした、私!?


理由は・・・ 今来てくれている生徒さんにお花好きさんが多いので、花作品づくりに着手してみただけのこと(笑)。 正直言って私は「花心」がありません。 今まで何度もお花を育てようと試みたものの、見事に枯らしてしまう「お花キラー」の私。 苦手意識からか、クイリングでもお花の表現は極力避けて参りました、が!!! 講師たるものそれじゃあいけませんからね、少しずつですがこれからはお花に目を向けていこうと思います。 未熟だとは思いますが、どうぞお付き合いくださいませね。

Rosy Wreath
この作品は、レッスンの教材に使おうと思っています。 バラはこれまでも数種お教えしてきましたが、クイリングの世界にもトレンドがあり、今はスクラップブッキングの影響から、ダイカットの型紙から組み立てるお花に人気があります。 私はどなたでもご自宅でできるように、機械で作り出す型紙は使用せず、全て手で切り出します。 便利なパンチもそのまま使うことはせず、何かしら手を加えて(ごまかして!?)から使用するようにしています。 トレンドも適宜取り入れ、制作の幅を持たせるようにしています。 こんなレッスンにご興味を持たれた方、どうぞ上記メールアドレスまでお知らせ下さいませ。 


クイリングには、「こうでなければいけない!」というルールはありません。 基本技能さえ身につければ、後はご自由にお好きなように制作してほしい。 その人となりが反映された作品には、人を惹きつけるパワーが宿っています。 作者がどんな人か解らなくても、そういう勢いのある、メッセージ性のある作品を見るとワクワクします。 そんな作品づくりをめざして、そして、そういう作品を作れるように生徒さんをサポートして、レッスンはずんずんすすんでいきます!

2013年5月5日日曜日

端午の節句 in Singapore

息子の通うスクールは探究教育を採り入れており、テーマに沿って全教科の教育が行われていきます。 教科書もなく全ては担任教師のスキルのみに頼って行われるので、同一学年でもクラスによって習熟度はマチマチ…。 息子の今年の先生は幼少期より「dream jobは先生になること!」を目指してこられただけあって、最高の先生‼  生徒の理解を深め、定着させる為にありとあらゆる技法を駆使しての授業の他、クラス独自の催し物が頻繁に行われています。

去る5月3日に行われたのは、''Cinco de Mayo''(5月5日祭)。 メキシコが南北戦争(対フランス)に勝利したお祝祭で、主にアメリカのメキシコ移民達によって祝われるもの。 今の教育テーマが「自己の表現」についてなので、各国祝日㊗が重なる5月5日に照準を合わせた模様。 日本と韓国がChildren's Day、ヨーロッパ諸国ではEU Day、オランダではLiberation Day、タイのCoronation Day等々。各国がどのような歴史を持ちそこに意義を見出し祝日を設け、国民が一体になって祝う日…(ワタクシ、恥ずかしながら、祝日を「自己表現」に結び付けるという概念が決定的に欠如していたので、先生の手法に脱帽致しマシタ‼)  これらの情報を子供達は数分で取り出し、まとめ上げ、発表していき、時には各データも比較検証していました。 こうして各国の歴史や関係を関連付けながら覚えていくなんて愉しいだろうな、日本のような縦割の歴史は退屈この上なかったもの。 そして各人のプレゼン技術も大したものでした。 このプレゼンこそ「自己表現」であり、探究教育の核を成すもの。 子供達はことある毎に発表しているので、もうお手のものなのでしょう。

先生をサポートする為に、すぐに親達がボランティアに手を挙げるのがインター校の好きなところ。 写真は、日本のこどもの日をミニマムに表現したものです。 この菖蒲、折り紙と色画用紙とワイヤーで作りました。 こういう時には、ペーパークラフト職人の血が騒ぎ、中途半端では済ますことが出来なくなる!(笑) 我ながら会心の出来だったので、クラスパーティ後はウチで飾ろう!と目論んでいたのですが…大好評につき、息子が欲しがるクラスメイトにあげてきてしまいました、グスン。 でも悦んでくれる人がいて良かった、紙職人冥利に尽きる~

もう一枚の写真は、ランチパーティに作って行ったつくねに刺す為の「鯉のぼりピック」の一部。 製作後可愛くて一人でトロけていたら「もうG4なんだから、そんなピックに釣られないよ〜(息子)」「こんなのわざわざ作ったなんてヒマだなあ〜(夫)」と矢継ぎ早にグサグサやられ、紙職人は一気に意気消沈。…でも当日は好評だったもんねー✌
職人、無事復活 ウシシ。

日本コーナーはほんの一角で、クラス全体はメキシコカラーで飾りつけられラテン音楽がかかる中、トルティージャやお赤飯、柏餅、サンドイッチにキムパブ等、渾然一体となった食文化を堪能することができました(笑)!!

今回は、クイリングになーんも関係ない話でした。長文お付き合い頂きありがとうございました!